日本軽金属ホールディングス株式会社

ニュースリリース

2020/04/01 (p2020040101)
ニュースリリース

2020年度入社式 社長メッセージ

2020年4月1日
日本軽金属ホールディングス株式会社

 

2020年度入社式 社長メッセージ


 ご安全に。
 日本軽金属グループへ入社、おめでとうございます。新しい仲間として皆さんを迎え、大変うれしく思います。皆さんも社会人として新しい世界へ、小さな不安と、そして大きな期待を胸にこの場に集まってくれていると思います。皆さんにとって、いままでの「学生」というインプットの期間から、アウトプットに転じる、その大切な分水嶺がこの入社式という儀式です。決意のこもった皆さん一人一人の顔を見て、本当に頼もしく、そしてまぶしく感じます。

 まず皆さんに感じてもらいたいこと、それはこの場にいる「幸せ」です。そしてこの場を与えてくださった方々への「感謝」の気持ちです。人間は決して一人では生きていけません。一人で大きくなることも、一人で仕事をなし遂げることもできません。必ず誰かのお世話になり、誰かの助けを借りて生きていくのです。
 それは一番身近におられるご両親、そして、兄弟、親戚、友達、先生、地域の人たち、あるいはお医者様かもしれません。たくさんの人のお蔭をもって、この場に立たせてもらっている、ということを感じてほしい。そしてこの節目に振り返り、自分を取り巻く人々への「感謝」の気持ちを謙虚に、強くもってもらいたいのです。
 二つ目は、会社とは皆さんにとって何であるのかしっかり考えていただきたい。会社はただ単に給料をもらう場ではなく、皆さんの人生にとって有意義な場にならなければなりません。これから長い社会人生活の中、自分の生きざまをしっかりしるしていく場、やりがいを感じる場を日本軽金属グループに求めてください。私たちもそれをしっかり受け止め、共に成長していこうと考えています。
 三つ目は、仕事についてすべてのことを貪欲に学びとってもらいたい。茶道でいう「守破離」の精神。すなわち、まず、ノウ・ハウからスタートし、ノウ・ホワイに辿り着く。つまり、最初に形を学び、そして、それは何のためであるか徹底的に考え、自分のものにしていく。そういう過程の中で皆さんの心に、社会人としてしっかりとした芯棒が宿っていきます。自ら見つけた「仕事に対するやりがい」は、終生皆さんにとって大きな価値を生むものと信じます。

 世の中は今、新型肺炎問題の真っただ中にいます。これは大変な問題であり、社会全体で力を合わせ、全力で取り組むべき課題です。これまでの歴史を振り返っても、様々な困難がありましたが、そのたびに私たち人間は英知の限りを尽くし、問題を打開し、新しい境地を切り拓いてきました。そこで最も大切なのは「人」です。現実をしっかり見つめ、考え、対策を見出し、主体的に挑戦していった人たちなのです。私たち日本軽金属グループでは「人財」のことを必ず「人は財産」と表します。それは、「企業は人である」と強く信じるからです。
 皆さんは、年号が令和に変わり迎える初めての新入社員です。また、この新橋本社でスタートした私たちの新しい挑戦の真っただ中で迎える第一期生でもあります。大空にはばたく鳥のように、大きなベクトルの下、「上手に好き勝手に」活躍してくれることを期待しています。

 今日ここに「現地現物現実、常に当事者意識を持ち、未来への扉を開いていく人財」として、皆さんの入社を心から歓迎します。
 「チーム日軽金として異次元の素材メーカーへ」ともに新しい日本軽金属グループを作っていきましょう。


以 上

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本件に関するお問い合わせ: 日本軽金属株式会社 広報室 (TEL:03-6810-7160)