日本軽金属 日本軽金属グループ中期経営計画  
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海外ビジネスの積極的な展開

次に、基本方針の3番目に掲げました海外展開についてです。

まず、自動車メーカーを中心とする海外現地調達、グローバル調達のニーズに応えるため、ニッケイサイアムの自動車熱交材、華日軽金()の自動車部品、東洋アルミのパウダー・ペーストの日・米・欧の三極供給体制の強化など、既存の海外拠点における能力増強や品質向上投資を拡大いたします。

さらに、すでに事業展開を決めております中国、タイ、米国における日軽エムシーアルミによる開発合金の拡販、パウダー・ペースト事業の中国進出など、海外で新たな事業を展開し、成長する海外市場での収益拡大に注力してまいります。

また、これらのほか、ベトナムでの水酸化アルミニウム工場建設、日軽グループ上海事務所の設立、自動車部品加工の中国第二拠点および北米拠点の建設、東南アジア市場へのパネル事業の進出、素材鋳造工場建設など、現在、様々な海外進出計画を検討しており、海外でさらに大きく事業を展開する基礎づくりを図ってまいります。

高い成長が期待される海外への投資拡大と、新たな海外市場への進出により、海外売上高比率を現在の7%から、2009年度には11%へと引き上げます。