日本軽金属ホールディングス株式会社

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省エネから温暖化の抑制まで、
日本軽金属グループは地球を救う。

日本軽金属グループの熱対策ソリューションが、電動車の時代をひらきます。

アルミニウムには熱伝導性が高いという特性があり、さまざまな分野の商品の熱対策に活用されています。
特に、ハイブリッド車や電気自動車などいわゆる電動車は、「冷却」が要です。パワーコントロールユニット(PCU)、パワー半導体、リチウムイオンバッテリーなどは、電動車の電力を適切にコントロールするための心臓部で、電気を変換するたくさんの部品が搭載されていますが、常に変換しきれないエネルギーが熱として発生します。この熱を取り除くことによって電動車の心臓部を守るのが、アルミニウムによる放熱プレート。
日本軽金属グループは、自動車メーカーや部品メーカーのニーズに応えるため、グループ各社・各部門が情報や技術を持ち寄り、お客様に最適のソリューションを提案する「チーム日軽金」の体制で、これからの自動車の主流となる電動車を支えていきます。

また、日本軽金属化成品事業部が扱う水酸化アルミニウムやアルミナも、熱伝導性に優れています。独自に開発した粒子の大きさ、形状や粒子表面処理技術が評価され、電動車に搭載される樹脂の放熱フィラーとして使われています。

持続可能な社会の実現に貢献する、熱対策のイノベーション。

日本軽金属グループは、こうした熱対策をさらに向上させるための技術開発も進めています。例えば"アルミ+1"の技術。これは、電子機器などの高機能化に対応し、アルミニウムに銅や樹脂など他の素材を接合して組み合わせるもので、熱伝導性と軽さ、強さなどを兼ね備えたマルチマテリアルとして、単一素材だけでは解決できない多様な課題に対応します。
アルミニウムと化成品による熱対策、その派生技術は、自動車や電子部品などを熱から守るだけでなく、熱利用の効率化による省エネや、電動車の普及による脱炭素、そして本格的な水素社会の到来へとつながります。日本軽金属グループは、持続可能な社会の実現に欠かせない熱対策を、さらに進化させていきます。

主なマーケット

  • 輸送
  • 公共・景観・建築・建材
  • 環境・安全・エネルギー
  • 食品・健康、工業製品
  • 自動車
  • 電機・電子、情報通信