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ニュースリリース
- 2024/10/02 (p2024100201hd.pdf)
低CFPの国産リチウムイオン電池セル開発をスタート
2024年10月2日
各 位
日本軽金属株式会社
低CFPの国産リチウムイオン電池セル開発をスタート
日本軽金属株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡本一郎、以下:当社)はこの度、リチウムイオン電池コンサルティング会社のAmaz技術コンサルティング合同会社(本社:兵庫県洲本市、代表社員:雨堤徹)と共同で、環境に配慮したオペレーションを実現しつつ、低コスト・低CFP※1も実現するリチウムイオン電池の量産技術開発を開始いたしましたので、お知らせいたします。
1.開発の背景
本格普及が始まった大型の電力貯蔵用蓄電池や電動自動車の普及により、現在、リチウムイオン電池の国内生産のニーズが高まっています。
当社の持つ素材技術およびリチウムイオン電池周辺部材の生産実績と、長年に亘りリチウムイオン電池の開発を手掛けているAmaz技術コンサルティング合同会社のノウハウを融合させ、安全性および信頼性が高く、低コスト原料を用いる事により低コスト化を実現させ、且つ低CFP※1で製造環境にも配慮した、国産のリチウムイオン電池の実現を目指し、開発をスタートしました。2025年度中の開発完了および量産技術の確立を目指します。
※1CFP:Carbon Footprint of Products(カーボンフットプリント)の略。
2.開発電池の主な特長
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①低コストで環境に配慮した原料を使用
- ・正極活物質・・・高い安全性を有し、希少金属元素を含まない酸化物系材料で、且つ原材料の調達(国産資源の活用も視野)においても経済リスクが極めて低い素材を使用
- ・負極活物質・・・低CFPの炭素材料を使用
- ・電解液・・・・・寒冷地での実用を見据えた、低温特性を改善した電解液を使用
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②環境に配慮したオペレーションを実現する製法
- ・新電極作製工程の採用・・・効率的で炭素排出を極力抑えた工程を実現
- ・新積層工程の導入・・・・・効率的で高品質電極群が得られる工程を実現
- ・新外装形状・・・・・・・・アルミニウム合金を用い、設計の自由度が高く初期コストも抑えた高密度化に適した構造を採用
日本軽金属株式会社は、環境負荷低減に寄与する商品を開発・提供していくとともに、SDGsの実現に向けて引き続き取り組んでまいります。
以 上
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本件に関するお問い合わせ:日本軽金属株式会社 新事業企画戦略部(TEL:03-6810-7176)
リリースに関するお問い合わせ:日本軽金属株式会社 広報室(TEL:03-6810-7160)