日本軽金属ホールディングス株式会社

ニュースリリース

2018/04/02 (p20180330)
ニュースリリース

平成30年度入社式 社長メッセージ

平成30年4月2日
日本軽金属ホールディングス株式会社

 

平成30年度入社式 社長メッセージ


 ご安全に。

 日本軽金属グループに入社、おめでとうございます。新しい仲間として、皆さんを迎え、大変うれしく思います。皆さんも、社会人として新しい世界へ、小さな不安と、そして大きな期待を胸に、この場に集まってくれていることと思います。
 皆さんにとって、いままでの 「学生」 というインプットの期間からアウトプットに転じる、その大切な分水嶺がこの入社式という儀式なのでしょう。決意のこもった皆さん一人一人の顔を見て、本当に頼もしく、そしてまぶしく感じます。

 まず皆さんに感じてもらいたいこと、それはこの場にいることができる 「幸せ」 です。そしてこの場を与えてくれた方々への 「感謝」 の気持ちです。人間は一人では生きていけません。一人で大きくなることも、一人で仕事をなし遂げることもできません。必ず誰かのお世話になり、誰かの助けを借りて生きていくのです。
 それは一番身近におられるご両親、そして友達、先生、地域の人たち、あるいはお医者さんかもしれません。たくさんの人のお蔭をもって、この場に立たせてもらっているのだということを強く感じてほしい。そして、今日からはその中に皆さんの大切な会社の仲間が加わっていくことでしょう。
 二つ目は、会社とは皆さんにとって何であるのか、しっかり考えていただきたい。会社はただ単に給料をもらう場ではなく、皆さんの人生にとって有意義な場にならなければなりません。これから長い会社人生の中、自分の生きざまをしっかりしるしていく場、やりがいを感じる場を日本軽金属グループに求めてください。私たちもそれをしっかり受け止め、共に成長していこうと考えています。
 三つ目は仕事についてすべてのことを貪欲に学びとってもらいたい。まず、ノウ・ハウからスタートし、ノウ・ホワイに辿り着く。つまり、最初に形を学び、そして、それは何のためであるか、徹底的に考える。そういう過程の中で、皆さんの心に社会人としてしっかりとした芯棒が宿ってきます。自ら見つけた 「仕事に対するやりがい」 は終生皆さんにとって大きな価値を生むものと信じます。

 世の中は今、たくさんの問題を孕んでいます。海外だけでなく国内でも、先行きの不透明さが日本を大きく揺すぶっています。しかし、今が特別なのでしょうか? 決してそのようなことはありません。ここ50年を見てみても、遠くはオイルショックによる諸物価の高騰、プラザ合意による急激な円高、バブル景気と、その後の失われた20年、リーマンショック、東日本大震災など、私たちは危機的状況を何回もくぐり抜けてきました。
 今の時代を悲観する必要も、心配する必要もありません。私たち人間は、英知の限りを尽くし、問題を打開し、新しい境地を作り上げてきたのです。そこで最も大切なのは、「人」 です。現実をしっかり見つめ、考え、対策を見出し、実践していった人たちなのです。私たち、日本軽金属グループでは 「人財」 のことを必ず 「人は材料」と表すのではなく 「人は財産」 と書きます。それは、「企業は人である」 と強く信じるからです。

 今日ここに 「現地現物現実、当事者意識を持ち、未来への扉を開いていく人財」 として、皆さんの入社を心から歓迎したく思います。
 「チーム日軽金として異次元の素材メーカーへ」 ともに新しい日本軽金属グループを作っていきましょう。


以 上

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本件に関するお問い合わせ: 日本軽金属株式会社 広報室 (TEL:03-5461-9333)