日本軽金属ホールディングス株式会社

ニュースリリース

2019/04/01
ニュースリリース

平成31年度入社式 社長メッセージ

平成31年4月1日
日本軽金属ホールディングス株式会社

 

平成31年度入社式 社長メッセージ


 ご安全に。

 日本軽金属グループへ入社、おめでとうございます。新しい仲間として、皆さんを迎え、大変うれしく思います。皆さんも、社会人として新しい世界へ、小さな不安と、そして大きな期待を胸に、この場に集まってくれている、と思います。
 皆さんにとって、いままでの 「学生」 というインプットの期間からアウトプットに転じる、その大切な分水嶺がこの入社式という儀式です。決意のこもった皆さん一人一人の顔を見て、本当に頼もしく、そしてまぶしく感じます。

 まず皆さんに感じてもらいたいこと、それはこの場にいる 「幸せ」 です。そしてこの場を与えてくださった方々への 「感謝」 の気持ちです。人間は決して一人では生きていけません。一人で大きくなることも、一人で仕事をなし遂げることもできません。必ず誰かのお世話になり、誰かの助けを借りて生きていくのです。
 それは一番身近におられるご両親、友達、先生、地域の人たち、あるいはお医者さんかもしれません。たくさんの人のお蔭をもって、この場に立たせてもらっている、ということを感じてほしい。そして、この節目に、振り返り、謙虚に、自分を取り巻く人々への 「感謝」 の気持ちを強くもってもらいたいのです。
 二つ目は、会社とは皆さんにとって何であるのか、しっかり考えていただきたい。会社はただ単に給料をもらう場ではなく、皆さんの人生にとって有意義な場にならなければなりません。これから長い社会人人生の中、自分の生きざまをしっかりしるしていく場、やりがいを感じる場を日本軽金属グループに求めてください。私たちも、それをしっかり受け止め、共に成長していこう、と考えています。
 三つ目は、仕事についてすべてのことを貪欲に学びとってもらいたい。まず、ノウ・ハウからスタートし、ノウ・ホワイに辿り着く。つまり、最初に形を学び、そして、それは何のためであるか、徹底的に考える。そういう過程の中で、皆さんの心に、社会人としてしっかりとした芯棒が宿っていきます。自ら見つけた 「仕事に対するやりがい」 は、終生皆さんにとって大きな価値を生むもの、と信じます。

 今年は5月に元号が変わります。皆さんは平成最後の年の入社組であり、同時に新しい年号とともに仕事を始めていくことになります。当社、日本軽金属グループにとっても特別な年です。ついおととい、3月30日に創業「80周年」を迎えました。また、今年の末には、本店をここ天王洲から新橋に移転する予定です。新しい希望に燃え、81年目の第一歩を踏み出す、そんな場面に皆さんはチームの一員として参加するのです。

 現在、私たちを取り巻く世界情勢はなかなか厳しいものがあります。また、ここ数年相次いだ異常気象など、地球温暖化を含め、日本だけでは解決できない全世界規模での環境問題も、私たちの前に立ちはだかっています。
 しかし、今の時代を悲観する必要も、心配する必要もありません。私たち人間は、英知の限りを尽くし、問題を打開し、新しい境地を切り拓いてきたのです。そこで最も大切なのは、「人」 です。現実をしっかり見つめ、考え、対策を見出し、挑戦していった人たちなのです。私たち、日本軽金属グループでは 「人財」 のことを必ず 「人は材料」と書くのではなく 「人は財産」 と表します。それは、「企業は人である」 と強く信じるからです。

 今日ここに 「現地現物現実、当事者意識を持ち、未来への扉を開いていく人財」 として、皆さんの入社を心から歓迎します。
 「チーム日軽金として異次元の素材メーカーへ」 ともに新しい日本軽金属グループを作っていきましょう。


以 上

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平成31年度入社式 社長メッセージ (PDF)

 

本件に関するお問い合わせ: 日本軽金属株式会社 広報室 (TEL:03-5461-9333)