日本軽金属ホールディングス株式会社

ニュースリリース

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ニュースリリース

第42回高橋記念賞(軽金属学会)受賞

2019年11月8日

各 位

日本軽金属ホールディングス株式会社
日軽松尾株式会社

 

第42回高橋記念賞(軽金属学会)受賞 


 

 日軽松尾株式会社(本社:長野県上田市、社長:野沢嘉弘)の社員である土屋正一(つちやしょういち)が、一般社団法人軽金属学会より第42回高橋記念賞を受賞しました。
  

 高橋記念賞とは軽金属鋳物・ダイカスト製品等の製造並びにこれらに関連ある工業技術の進歩発展に関して功労のあった溶解・鋳造実務経験豊富な技能職に贈られる賞です。展伸材、二次合金および再生地金等の溶解・鋳造の技能者も対象となります。

 

 
2019年11月1日(金)表彰式(東京農工大学にて)
左から
日軽松尾(株) 土屋正一
軽金属学会会長 岡本一郎
  (日本軽金属ホールディングス(株)代表取締役社長
  兼 日本軽金属(株)代表取締役社長)  

 

 

 

●受賞者の紹介  
 土屋氏は1980年4月に松尾工業株式会社(現 日軽松尾株式会社)に入社以来、39年間一貫してアルミニウム合金の重力金型鋳造およびダイカストに関する業務に従事してきました。特に、特殊ダイカストと呼ばれる層流ダイカスト法やスクイズダイカスト法、無孔性ダイカスト法、真空ダイカスト法などの量産技術確立に携わり、これら特殊ダイカスト法の特長を生かした熱処理が可能で高強度・高耐圧性を有するダイカスト品などの量産化を達成しました。
 また、難鋳造アルミニウム合金である過共晶Si系アルミニウム合金のダイカストにも取り組み、耐摩耗性が求められる輸送部品への適用・商品化にも成功しました。さらに、従来は重力金型鋳造が用いられてきたブレーキキャリパの製造に世界で初めて高速ダイカスト法を適用し、チーム一丸でその量産化を達成しました。このように、アルミニウム鋳物・ダイカスト技術の発展に大いに貢献し、現在もその豊富な経験と高い技能を活かし、後進の指導育成にも尽力しています。

 


以 上

 

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第42回高橋記念賞(軽金属学会)受賞 (PDF)

 


  本件に関するお問い合わせ: 日本軽金属株式会社 広報室(TEL:03-5461-9333)
  対象者・技術に関するお問い合わせ: 日軽松尾株式会社 技術部(TEL:0268-38-0005)