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- 令和4年度日本アルミニウム協会賞「開発賞」受賞
ニュースリリース
- 2023/06/19 (p2023061904hd.png)(p2023061903hd.jpg)(p2023061902hd.png)(p2023061901hd.pdf)
令和4年度日本アルミニウム協会賞「開発賞」受賞
2023年6月19日
各 位
日本軽金属株式会社
令和4年度日本アルミニウム協会賞「開発賞」受賞
日本軽金属株式会社(代表取締役社長:岡本一郎、本社:東京都港区、以下:当社)は、令和4年度日本アルミニウム協会賞において、日産自動車株式会社と共に、「プレめっきアルミバスバー」で「開発賞」を受賞いたしました。
●受賞内容
開発賞:「プレめっきアルミバスバー」
桜田 賢人 日産自動車株式会社
大竹 富美雄 日本軽金属株式会社
吉田 明仁 日本軽金属株式会社
西川 洋介 日本軽金属株式会社
●概要
今回開発した「プレめっきアルミバスバー」は、高導電性アルミ基材に新開発の表面処理(素材:ニッケル)を加え、導電部材に求められる諸機能とコストダウンを実現する、銅に代わる新しい高機能導電部材です。
銅バスバーをアルミニウムに代替したことで重量は半分となり、自動車の軽量化に繋がるため、走行時のCO2排出削減に貢献できます。また、表面処理にニッケルを用いることで、カスケードリサイクルはもちろん、将来的なバスバーからバスバーへの水平リサイクルの可能性を有し、カーボンニュートラルの実現にも資するものとなりました。
自動車分野のみならず、様々な分野への貢献を目指しています。
※バスバーとは: |
高圧大電流が流れる部分に使用される導体のことで、配電盤や制御盤、蓄電池、電車用の制御回路配線や電気自動車など、幅広い分野で利用されています。その多くは銅製ですが、銅価格の高騰を受け、アルミニウム化の需要は高まっていました。 しかし、アルミニウム製の場合はその表面に形成される酸化皮膜の導電性への悪影響を解消するために、めっきを行う必要があります。アルミニウムへのめっきは工程が煩雑で、めっきコストが上乗せされると銅の裸材よりも高価になるため、バスバーのアルミニウム化の妨げとなっていました。 |
2023年5月31日表彰式にて
左から順に、当社代表取締役社長・岡本一郎、当社・西川洋介
日産自動車㈱・桜田賢人様、当社・吉田明仁、当社・大竹富美雄(枠内)
WEBサイト:https://www.nikkeikin.co.jp/products/board/ppab.html
以 上
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