日本軽金属グループのテクノロジーで、
環境性と快適性を両立した鉄道車両に貢献していきます。

高速走行を実現するために、新幹線の車両開発においては、軽さと強度を両立できる素材が求められます。日本軽金属グループは、国内屈指の大型中空押出形材製造技術をバックボーンに、軽量で高強度なアルミ形材「アルミ合金製ダブルスキン構造材」を開発・製造。ダブルスキン構造材とは、三角形を組み合わせたトラス形状の断面を持つ構造材のことです。高強度であるため、柱が不要となり、ゆとりある車内スペースを確保できるほか、中空部分に制振材を充填することで振動低減も同時に実現。居住性の向上にも貢献しています。
このような日本軽金属グループのソリューションは東海道・山陽新幹線はもちろん、東北新幹線や北陸新幹線にも採用されるなど、そのフィールドは広がりつづけています。グループ独自の技術ノウハウを活用して、新幹線以外の鉄道における車両のオールアルミ化に寄与していきます。
高精度押出技術
国内有数の大型押出機を用いて、形状が複雑なうえに薄さと精度が要求される新幹線の構造材を製造しています。
主なマーケット
- 輸送
- 公共・景観・建築・建材
- 環境・安全・エネルギー
- 食品・健康、工業製品
- 自動車
- 電機・電子、情報通信