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地域・社会との関わり
日軽金グループでは、多くの事業所において地域のお祭りへの参加や事業所開催のイベントに地域住民の皆さまを招待するなど、地域とともに活動を行っています。特に地域に根差した伝統行事やイベントなどへ事業所をあげて積極的に参画しており、コミュニティの一員として地域の発展に貢献しています。
障がい者支援の取組み

社会貢献プロジェクトメンバー
車いすラグビー体験
本社食堂にて車いすラグビーの
広報活動

日軽アリーナの全景
当社グループは2020年4月1日より一般社団法人日本車いすラグビー連盟とオフィシャルパートナー契約を締結しています。それに伴い、社員のダイバーシティ理解の促進やグループ社員間の絆をより強固なものにすることを目的として、新たに【社会貢献プロジェクト】をスタートさせました。プロジェクトの実行チームのメンバーを若手から公募したところ、グループ5社から立候補者が集まりました。
コロナ禍でチーム結成当初から活動は制限されましたが、まずはメンバーが障がい者スポーツの歴史や意義について学び理解するところから始めました。続いて、身体に障がいのある子どもたちと一緒に車いすラグビーを体験するなど、徐々にその魅力についても学んでいきました。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から国内の公式試合のほとんどが中止となる状況でしたが、日本車いすラグビー連盟より数少ない取材機会をいただき、そこで初めて生の試合の迫力を知ることもできました。


スロープ付きの玄関
メンバーが学んだ車いすラグビーの魅力やルールについて、社内報や本社のサイネージなどを使って周知活動を本格的に進めました。在宅勤務の奨励により出社率の低い状況ではありましたが、感染対策を考慮しながらも粘り強く広報活動をつづけた結果、社員の間で車いすラグビーについての会話が徐々に生まれるようになり、今では「競技用の車いすって重いの?」「子どもに体験させてみたい」など多くの声が寄せられるようになっています。
そういった従業員への周知活動とは別に、選手に対する"日軽金グループらしい支援" として、競技用車いす向けのアルミニウム製部品の開発・提供も行っています。
車いすラグビーは車いす同士の激しいタックルが見どころの一つですが、観客席にまで伝わってくるほどの強い衝撃によって、車輪の部品(ホイールリング)が変形してしまいます。そうなると走行や操縦が難しくなり、試合中にタイヤを交換することもあります。そこで当社グループ会社の日軽メタル㈱が、高強度で壊れにくいアルミニウム製ホイールリングを考案しました。この新しいホイールリングは実際の試合でも使用されています。試合で車いす同士が何度も激しくぶつかるのを、ホイールリング開発チームは固唾をのんで見守っていました。
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競技用車いす(ラグ車)
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ホイールリングパイプ断面
ほかにも日本軽金属㈱苫小牧製造所では新たに改修された体育館(日軽アリーナ)をパラスポーツ団体や選手に広く使っていただけるよう、施設のバリアフリー化を行いました。車いすのままでも移動できるように玄関ホールの入口を自動ドアにし、広幅のアクセス道路やスロープを設け、車いす対応の洗面台などを設置しています。競技エリアの壁には衝突防止の保護マットも設置しました。今では毎週のように地域のパラスポーツチームに利用していただいています。
これからも当社グループはさまざまな面から障がい者スポーツへの支援を行うことでダイバーシティを促進し、多様性を学ぶことにより当社グループで働く社員の誇りとチームワークを培っていきます。
(2021年10月 掲載)
地元祭りへの参加
新潟まつり大民謡流し(日軽新潟(株))
日軽金グループは、参加者数約1万4千人を誇り、日本最大級の民謡流しのひとつといわれる新潟県新潟市「新潟まつり」大民謡流しに毎年参加しています。2021年は、新型コロナウイルスの影響で開催中止となりましたが、今後も継続して参加していきます。
(2021年10月 更新)
大民謡流しの様子(2019年8月撮影)
とまこまい港まつり(日本軽金属(株)苫小牧製造所、日軽北海道(株)、ほか)
日軽金グループは、北海道苫小牧市で開催される「とまこまい港まつり」市民おどりに参加しています。2020年度に引き続き2021年度も新型コロナウイルスの影響で開催中止となりましたが、今後も継続して参加していきます。
(2021年10月 更新)
踊り風景(2019年撮影)
授賞式の様子(2019年撮影)
国府宮はだか祭(日本軽金属(株)名古屋工場)
愛知県稲沢市の尾張大国霊神社にて行われる「国府宮はだか祭」は1200年以上の歴史を持つ由緒ある祭りです。日本軽金属(株)名古屋工場では、毎年、地域より奉納される大鏡餅つきへの従業員参加や奉納パレードへの協力など、地域を通じて祭りに参加しています。さらに祭りのクライマックスである「儺追(なおい)神事」の当日は、警備や救護のために敷地を提供するなど、地域に根差した祭りを大切にしています。
(2021年10月 更新)
餅奉納パレードの様子
南アルプス早川山菜祭り(日本軽金属(株)蒲原製造所)
日本軽金属(株)は山梨県南巨摩郡早川町にダムおよび発電所を所有しています。早川町では、山菜の季節に「南アルプス早川山菜祭り」が開催されます。日本軽金属(株)蒲原製造所は、地元の婦人会や各種団体とともに参加し、屋台を出店しています。
2021年度も昨年同様、新型コロナウイルスの影響で開催中止となりましたが、今後も継続して参加していきます。
(2021年10月 更新)
山菜祭りの様子(2017年5月撮影)
屋台の様子(2017年5月撮影)
子供の日のお祝い(タイ)(ニッケイ・サイアム社)
ニッケイ・サイアム社は、日軽金グループの一員として、タイにおいてさまざまな地域貢献活動を行っています。
タイでは、毎年1月の第2週に「子供の日」を祝います。ニッケイ・サイアム社はCSRの取組みの一環として毎年参加しており、2020年は1月10日にチョンブリ県の特別教育センターで開催された活動に参加しました。当日は80人の障がいのある子供たちに、文房具、おやつ、ミルクなどのプレゼントを届けました。
(2020年10月 更新)
子供たちへのプレゼントと記念撮影
場内イベントへのご招待
ばら観賞会を通じた地域との交流(日本フルハーフ(株))
日本フルハーフ(株)は、本店・厚木工場で毎年5月の第3日曜日に「ばら観賞会」を開催して地域との交流を深めています。「ばら観賞会」は、『味気ない工場をバラ園にし、働く従業員に潤いを』との思いから、有志で植栽を始めて35年以上が経ち、今では約400種類1,000本のバラが工場全体を包み込むように、さまざまな色合いで咲き誇っています。
2021年度は、新型コロナウイルスの影響により開催中止としましたが、皆さまに少しでもバラの癒しをお届けしたいとの思いから、日本フルハーフ(株)のホームページに「バーチャルばら観賞会」と題して動画を掲載していますので、ぜひご覧下さい。
(2021年10月 更新)
日本フルハーフ(株)ホームページ「フルハーフのばら」
https://www.fruehauf.co.jp/sustainability/rose/
ばら観賞会の様子(2019年撮影)
理研納涼祭
理研軽金属工業(株)では、日ごろより事業活動にご理解・ご協力をいただいている地域住民の皆さまへの感謝を表す活動として、「理研納涼祭」を毎年8月に理研軽金属本社工場で行っています。
2021年度も2020年度に引き続き新型コロナウイルスの影響で開催を中止しましたが、今後も継続して開催していきます。
(2021年10月 更新)
静岡市商OG,OB吹奏楽団の演奏
(2019年9月撮影)県立駿河総合高校和書道部の演舞
(2019年9月撮影)
日軽バザールの開催(日本軽金属(株)名古屋工場)
日本軽金属(株)名古屋工場では、1985年から30年以上にわたり「日軽バザール」を開催しています。名古屋工場は住宅地に隣接していることもあり、日軽バザールは住民の皆さまとの交流のよい機会として、地域に愛される行事を目指しています。
毎年、2,000人を超える皆さまにご来場いただき、工場見学会や豪華賞品が当たる抽選会、アルミ器物の即売など、いずれのブースも大盛況です。ご来場いただいた方々には、普段は見られない工場の様子をご覧いただく機会になり、お帰りの際には「楽しかったよ!」「来年もまた来るよ!」というお声を掛けていただいています。
2020年、2021年は新型コロナウイルスの影響により、開催中止とさせていただきましたが、コロナ禍が収束次第、改めて実施できることを楽しみにしております。
(2021年10月 更新)
日軽バザールの様子(2019年撮影)
その他の取り組み
タイでの受賞(ニッケイ・サイアム社)
ニッケイ・サイアム社(タイ)は、アマタナコン工場にて、タイ工業省工場局(DIW)が持続可能な発展や社会に貢献する優れた事業活動を推進する企業に対して贈る賞「CSR-DIW Award」を受賞しました。ニッケイ・サイアム社が行なっている、近隣の幼稚園への廃材を再利用して製作したイスや机の無償提供、小学校への救護ルームのパネル等を使用したリニューアル、子供の日に子供たちへのお菓子などの提供、植林作業への積極的な参加などの取組が評価されたものです。
(2020年10月 更新)
受賞式の様子
交通安全運動「旗の波作戦」に参加(日本軽金属(株)苫小牧製造所)
日軽金グループは、秋の交通安全運動に合わせて、2019年9月に苫小牧市内中心部の国道36号線で行われた「セーフティーコール(旗の波作戦)」に参加しました。苫小牧市、警察署、交通安全機関・団体、企業、学校などから148団体約1,600名が参加し、日軽金グループからも14名が参加しました。
参加者は沿道に出て、「スピードダウン」などと記された黄色い小旗を手に安全運転を促し、旗の波の長さは1.5kmにも及びました。また、北海道ハーレー警ら隊のバイクによるパレードも行われました。
今回参加したことで、ドライバーに安全運転を啓発するだけでなく、従業員にも交通安全に対する意識が強く生まれました。
なお、2020年度は新型コロナウイルスの影響もあり2020年度に引き続き2021年度も中止となりましたが、今後も交通安全活動に積極的に参加していきます。
(2021年10月 更新)
「旗の波作戦」の様子(2019年撮影)
地域とともに交通安全活動(日本軽金属(株)蒲原製造所)
日本軽金属(株)蒲原製造所では、地域の交通安全に貢献するため、最寄り駅のJR新蒲原駅において、地元警察および安全運転管理協会のメンバーとともに、交通安全のビラ配りと立哨を年4回(予定)行っています。
また、蒲原製造所正門前の道路は、社員の往来はもちろん、通勤・通学の主要な道路となっていることから、交通安全啓蒙の幟や夜間視認性向上を目的とした照明を設置するなどの対策を図っています。
(2021年10月 更新)
JAFによる交通安全講習会
「みどりの小道」環境日記への協賛
日本軽金属(株)では、(財)グリーンクロスジャパンが主催する「みどりの小道」環境日記に、2006年度から協賛しています。
このプロジェクトは、小学生が環境をテーマに日記をつけることで身近な地球環境について考えるとともに、身のまわりで何ができるか皆で話し合うことを大きな目的としています。冊子の後半には、日本軽金属(株)の「地球にやさしいアルミニウム」の記事が掲載されています。
(2021年10月 更新)
「みどりの小道」環境日記2021
清水港・みなと色彩計画への参加(日本軽金属(株)清水工場)
日本軽金属(株)清水工場は、地元の市民・企業・学識者・行政が中心となって推進する「清水港・みなと色彩計画」に委員として参加しています。この計画は、1991年より自然景観と調和した人工景観を創出し人の集まる港を作ることを目的に実施されています。
日本軽金属(株)は、「清水港を魅力あふれる美しい港に」という計画の趣旨に賛同し、「煙突」をはじめ、倉庫や荷役機械の新設・塗り替え時には、色彩計画のシンボルカラーであるアクアブルーとホワイトを採用し、色彩計画推進に努めてきました。
今後も港湾環境に対する社会貢献の取組みを行っていきます。
(2021年10月 更新)
第二原料水アル倉庫
- 重要課題の特定ステップ
- トップメッセージ
- 価値創造プロセス
- 統合報告書/CSR報告書
- 事業を通じた取組み
- 新橋移転プロジェクト(2020年度特集)
- アルミでサステナブルな社会へ(2019年度特集)
- 想いをカタチに Through and Through Nikkeikin(2018年度特集)
- ツナグを創るNikkeikin(2017年度特集)
- 未来の扉をひらく異次元の素材メーカー(2016年度特集)
- ミライをつくるみんなの想い(2015年度特集)
- もっと快適に、もっと軽やかに、もっとアルミニウム(2014年度特集)
- 地球とあるみらい(2013年度特集)
- 地球がよろこぶDNA(2012年度特集)
- 組織統治
- ガバナンス
- 役員一覧、スキル・マトリックス
- 株主・投資家との対話
- 内部統制
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- 情報セキュリティ
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- 人権
- 人権方針
- 人権に関する取組み
- ダイバーシティ&インクルージョン
- 労働慣行
- 安全衛生
- 人財戦略
- 人財の確保、育成
- 働きがいのある職場づくり
- 環境
- 環境方針、体制
- 活動計画および取組み実績
- 気候変動への対応 ~TCFDに基づく開示~
- 大気・水質保全
- 廃棄物削減と再利用の取組み
- PRTR届出物質排出量
- 生物多様性保全
- 持続可能な資源の利用
- 環境教育
- 環境会計
- 公正な事業慣行
- コンプライアンス
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- 製品含有化学物質管理
- 製品・サービスの適正表示に関する取組み
- 分析・試験体制
- ISO9001取得状況
- コミュニティへの参画及びコミュニティの発展
- 社会貢献の取組み
- 顕彰実績
- 雨畑ダム周辺地域における浸水対策について
- データ編