日本軽金属ホールディングス株式会社

活動計画および取組み実績

アクションプラン

環境目標と実績(国内のみ)※1

エネルギー使用量(国内)

売上高は向上したものの、エネルギー使用量は同程度であったことから、前年度比でエネルギー使用量売上高原単位が改善しました。また、これまでの省エネの取組みによりエネルギー使用量を削減できたことで目標を達成しました。

排水量(国内)

売上高は向上したものの、排水量は同程度であったことから、前年度比で総排水量売上高原単位が改善しました。また、2023年度に一部拠点で水の循環利用を始めたことにより、総取排水量を大幅に削減することができ、目標を達成しました。

※1大気保全(SOx、NOx排出量)および水質保全(COD)については2021年度から目標値を設定していませんが、モニタリングを継続しています。

※21PJ = 1×1015J、1GJ=1×109J

2024年度の取組み

環境トラブル

当社グループは、環境に関わるトラブルへの迅速な対応のため、国内外で速報システムを運用しています。
 2024年度は、環境事故が25件(国内22件、海外3件)、環境苦情が9件(国内7件、海外2件)発生し、昨年度に比べて環境事故件数は増加、環境苦情件数は減少しました。環境事故増加の主な理由として、各サイトからの規制値超過等の自主報告が多かったことが挙げられます。環境苦情については、苦情をいただいていたサイトでの改善が進んだことにより件数が減少しました。

環境事故件数 25件
 ・薬液等の漏洩 10件  ・各サイトからの自主報告 15件(規制値超過等)

また、2021年5月に発生した当社グループ会社におけるJIS認証取消し問題(品質問題)を受け、環境についても重大な環境事故を未然に防ぐため、2023年度から環境トラブル速報基準の適用を厳格化しています。それにより2024年度も自主報告が多く挙げられました。
 発生したトラブルは、自主報告のものも含め発生サイトと環境保全担当が連携して、行政・地域住民等、外部とのコミュニケーションをとりながら、再発防止を図っています。環境トラブルが発生した際には、環境保全担当が発生サイトに現地確認に行っており、改善完了までの進捗確認、対策完了後のフォローアップまで行っています。対策の例として、薬液等の漏えいに対して、排水監視の強化や作業手順書の見直しおよび教育等を実施しています。また、類似トラブル防止のため、グループ全サイトに対して、再発防止対策を速報システムにより共有するほか、環境担当者会議などで内容の深堀りをし、それらの対策事例を相互に共有することでリスク低減を図っています。
 2024年度は、環境に関わる訴訟・罰金・科料について、罰金を支払った事例が海外で1件ありました。

Nikkei MC Aluminum America, Inc.
 ・操業許可用申請時の数値を超過により罰金

環境トラブル発生状況

環境監査

当社グループでは、環境保全担当が国内49サイト、海外14サイトを対象に定期的に環境監査を実施しています。
 環境監査では、以下の目的のため、法令遵守や緊急対応態勢、過去に発生した環境トラブルに対する対策状況の確認、並びに類似トラブル発生リスクの評価を実施しています。

 ・日軽金グループの環境関連法令・規制への適合性および環境管理状況の確認
 ・環境管理能力の向上

2024年度は、国内15サイト、海外4サイト(タイ2サイト、北米2サイト)で実施し、国内87件、海外4件の指摘を行いました。

 2024年度の主な指摘(上位5項目)
産業廃棄物関係:26件 届出/法規制対応:16件
点検・測定:9件 緊急事態対応:9件  ・危険物管理:9件

2024年度の指摘としては、「産業廃棄物関係」が最も多く26件でした。「産業廃棄物関係」の指摘については、産廃契約書の追記・修正や廃棄物の保管方法に関する指摘が出ています。これを受け、廃掃法に関する勉強会の実施を行い、理解度の向上を図っています。
 環境監査での指摘事項は、環境保全担当がすべての指摘について是正完了までフォローしています。また、指摘事項を環境担当者会議で共有し、当社グループの環境リスクの低減につなげています。

サステナビリティ