環境方針、体制
日軽金グループは、気候変動問題に対応し、持続可能な社会の実現を目指します
方針
環境基本方針
環境問題は地域的な問題にとどまらず、地球環境さらには人類の生存基盤にまで影響を与えかねないまでに拡大化、深刻化しつつあります。そうして、地球環境と共生する社会、持続可能な循環型経済社会の構築に向けての取組みが、国、自治体、市民、そして企業に求められています。そのような認識のもと、当社グループは企業行動の全域にわたり、積極的に環境との調和を目指します。
このことは、当社の存立基盤である株主・取引先・従業員・地域社会を守り、そして健全な事業活動へとつながります。さらに、環境に関する社会的な貢献活動を通じて、良識ある企業市民として真に豊かな社会の実現に向けて努力します。
行動指針
●環境法令等の遵守
環境に関する法令等はこれを遵守する。
●エネルギー利用の効率化とCO2排出量の抑制
製造プロセス・設備の効率化、生産効率向上、物流の合理化等によりエネルギー効率の向上とCO2排出量の
抑制を目指す。
●省資源・3Rの促進
アルミニウムはもとより、扱うすべての資源の効率的活用を追求し、3R(Reduce・Reuse・Recycle)の促
進に取り組む。
●環境影響を配慮した事業活動
生産施設の立地、新製品の開発等に関しては、事前に環境への影響を化学的な方法により評価し、生物多様
性の保全などの必要な対策を実施する。また、通常の事業活動にあっては環境負荷の低減に努める。
●環境に貢献する技術開発
アルミニウムの特性を活かした環境負荷の小さい製品、環境負荷の小さいプロセス等の技術開発を積極的に
行い、得られた成果を社会に公開・提供し環境保全に役立てる。
体制
環境マネジメント体制
当社グループの環境経営に関する基本的な施策は、当社社長を委員長とし、当社役員および主要なグループ会社社長などで構成する「グループ環境委員会」で審議・決定しています。
「グループ環境委員会」での決定事項は、事務局であるCSR・監査統括室環境保全担当(以降、環境保全担当とする)で具体化しています。そして、国内25社47サイト(注)の環境担当者により構成する「環境担当者会議」において周知を行い、活動を展開しています。また、海外(タイ3社5サイト、中国7社7サイト、北米2社2サイト、欧州1社1サイト、インド1社1サイト)についても、「環境担当者会議」の開催や情報共有を行っています。
環境マネジメント体制図

(注)環境マネジメントシステムを適用する単位
活動方針
日軽金グループとしての方針
●サイト間の連携を通じて、日軽金グループ全体の環境リスク管理態勢を強化する
●地球環境保護活動に取り組み、持続可能な社会の実現、社会課題の解決に貢献する
環境リスク管理態勢強化のため、
●未然防止対策は勿論のこと、発生したトラブルに対しては恒久対策にまで結び付け、再発防止を図る
●現場を重視した環境監査を行う
●環境管理教育およびサイト担当者の他サイト環境監査を通じて、人財育成と能力向上を図る
持続可能な社会の実現、社会課題の解決に貢献するため、
●温室効果ガス削減を推進し、カーボンニュートラルに貢献する
●生物多様性保全に配慮する
ISO14001取得状況
事業所名 | 取得年月 | |
---|---|---|
日本軽金属 | 苫小牧製造所 | 2003年9月 |
船橋工場 | 2002年11月 | |
蒲原製造所 | 2003年12月 | |
清水工場 | 2003年10月 | |
板事業部 | 2001年3月 | |
グループ技術センター | 2003年12月 | |
日軽金アクト | 2003年5月 | |
日軽パネルシステム | 滋賀工場 | 2003年11月 |
下関工場 | 2005年3月 | |
東洋アルミニウム | 八尾製造所 | 2001年1月 |
群馬製造所 | 2001年8月 | |
新庄製造所 | 2003年4月 | |
日野製造所 | 2004年3月 | |
蒲原製造所 | 2007年6月 | |
茅ヶ崎製造所 | 2007年6月 | |
茅ヶ崎製造所(矢畑) | 2007年6月 | |
千葉製造所 | 2007年7月 | |
東洋アルミエコープロダクツ | 2003年3月 | |
東海東洋アルミ販売 | 2001年11月 | |
エー・エル・ピー | 2003年3月 | |
日本フルハーフ | 厚木工場 | 2002年11月 |
フルハーフ岡山 | 2004年7月 | |
フルハーフ滋賀 | 2012年7月 | |
フルハーフ九州 | 2013年5月 | |
エヌ・エル・エム・エカル | 2000年10月 | |
アルミニウム線材 | 2004年1月 | |
日本電極 | 2004年7月 | |
日軽形材 | 2005年2月 | |
理研軽金属工業 | 2005年5月 | |
日軽松尾 | 2005年9月 | |
日軽産業 | 2007年2月 | |
日軽エムシーアルミ | 2001年5月 | |
東陽理化学研究所 | 2004年12月 | |
NIKKEI SIAM ALUMINIUM | Pathumtani | 2003年12月 |
NIKKEI SIAM ALUMINIUM | Amata Nakorn | 2014年12月 |
TOYAL EUROPE S.A.S. | 2012年7月 | |
華日軽金(深セン)有限公司 | 2006年11月 | |
山東日軽叢林汽車零部件有限公司 | 2015年10月 | |
NIKKEI M.C. ALUMINUM AMERICA | 2006年8月 | |
NIKKEI M.C. ALUMINUM KUNSHAN | 2002年1月 | |
NIKKEI M.C. ALUMINUM THAILAND | 2002年8月 | |
湖南寧郷吉唯信金属粉体有限公司 | 2007年5月 | |
肇慶東洋鋁業有限公司 | 2011年3月 |
(2023年3月 更新)
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- アルミでサステナブルな社会へ(2019年度特集)
- 想いをカタチに Through and Through Nikkeikin(2018年度特集)
- ツナグを創るNikkeikin(2017年度特集)
- 未来の扉をひらく異次元の素材メーカー(2016年度特集)
- ミライをつくるみんなの想い(2015年度特集)
- もっと快適に、もっと軽やかに、もっとアルミニウム(2014年度特集)
- 地球とあるみらい(2013年度特集)
- 地球がよろこぶDNA(2012年度特集)
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